Recipe

パテ・ド・カンパーニュ葱王マリネ、マスタード添え

憧れのフランス料理パテ・ド・カンパーニュも、ひき肉を使えばそれほど難しくなく作れます。葱王の甘味と香りがパテからふわっと広がる一品です。

材料レシピ600mlのテリーヌ型または18㎝パウンドケーキ型1台分

材料パテ
葱王1本
豚ひき肉300g
鶏レバー80g
にんにく1片
赤ワイン大さじ2
小さじ2
こしょう少々
ローズマリー、イタリアンパセリなど適宜
ベーコン薄切り4枚
材料葱王のマリネ
葱王2本
レモン汁小さじ1
砂糖小さじ1
オリーブオイル小さじ2
少々
サラダ油小さじ1/2
材料葱王マスタード
葱王の青い部分5㎝
粒マスタード大さじ3

作り方(パテ)


オーブンは110℃に予熱しておく。鶏レバーは脂肪部分を取り除き、水洗いし、粗く刻む。

2
葱王は青い部分までみじん切りにする。にんにくもみじん切りにしておく。

3
ボウルに豚ひき肉、鶏レバー、葱王、にんにくのみじん切り、赤ワイン、塩、こしょうを入れて粘りが出るまでしっかり混ぜる。

※フードプロセッサーを使うと、口当たりがなめらかになります。なければ、まな板の上で包丁でよく叩きましょう

4
型にベーコンを型からはみでるように敷き、そこに3を空気を抜きながらしっかりと敷き詰める。上を平らに整え、はみ出たベーコンで全体を覆う。ベーコンが重なる部分はハサミで切る。

※型からはみ出るように置いて、中に肉を詰めていきましょう
※肉を詰めるときは空気が入らないようにぎゅっぎゅっと押しながらいれましょう

5
ローズマリーなどのハーブをのせ、蓋(パウンド型の場合はアルミで蓋をする)をし、天板に熱湯を注ぎ、110℃のオーブンで1時間焼く。

※低温でゆっくり加熱することでねっとりとした食感が生まれます
※ローズマリーをのせて、香りをよくしましょう

6
粗熱が取れたら冷蔵庫で一晩寝かせる。

作り方(葱王マリネ、葱王マスタード)


葱王の白い部分は5㎝の長さに切り、3か所熱が通りやすいように切込みを入れる。

2
フライパンにサラダ油を敷き、中火にかけ、油が温まったら1を入れて転がしながら焼き色を付ける。

3
ボウルにレモン汁、砂糖、塩を入れて良く混ぜ、オリーブオイルを少しずつ入れ、都度良く混ぜてマリネ液を作る。これを焼いた葱王に和える。

4
葱王の青い部分はみじん切りにし、粒マスタードと合わせる。

※葱王の青い部分のみじん切りと粒マスタードを合わせるとパンチの効いたマスタードになります

5
オ皿にパテを1㎝の厚さに切ってのせ、葱王のマリネ、葱王マスタードを添える。

パテドカンパーニュは低温でじっくりと蒸し焼きにする料理なので、どうしても肉の臭みが出やすいです。玉ねぎの代わりに葱王を使ったところ、臭みを感じず、うま味のあるパテができました。ほんのり甘い葱王のマリネとパンチの効いた葱王マスタードもパテとの相性が大変良いです。